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「預かりワンコの日々」

【BLOGOS】犬猫の殺処分と人間の高齢化問題/動物愛護センター視察 [ニュースから]

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【BLOGOS】犬猫の殺処分と人間の高齢化問題/動物愛護センター視察

<抜粋>
■数は減った
東京都動物愛護相談センターに収容された犬の数は平成24年度で789頭(成犬783、子犬6)。猫は2289頭(成猫660、子猫1629)だった(※)。
このうち、160頭の犬、1921頭の猫が殺処分されている。犬の約20%、猫の約84%が収容後に殺処分となっていた。

--(中略)--

■新たな課題は高齢化
担当者に、方針が変更されたことで数は少なったとはいえ、未だに殺処分がなくならないのは気が変わったなど飼い主の勝手な理由が多いのかと聞いてみた。すると、そのような理由では収容しない。飼い主が高齢化し飼いきれないケースや飼い主が亡くなってしまった場合が多いと説明されていた。
高齢化の問題が、ペットにも影響しているのだ。

--(中略)--

わがままな飼い主は、愛護センターで引き取ることがなくなったため、自宅から遠くまで車で運び、そこで捨ててしまったり、高速のインターでも捨てたりするケースがあるのだそうだ。多摩支所の場合には管内にインターがないのでこのようなケースはないが、地方ではよく聞くケースだという。呆れてしまうしかない。人間のわがままが動物の命を左右していることになる。

■法改正
change.orgで愛護動物の虐待及び殺害の厳罰化-刑の厳格化を求めるネット署名が行われている。
日本では、動物を傷つけても、殺しても罪に問われない事が多く、罪としては器物損壊の方が重い罪になるのが現状だ。そのため、動物への虐待は「器物損壊」としての罪に問われることになる。動物は「物」以下というわけだ。

--(中略)--

厳罰化でどこまで効果があるか、私には分からない。だが、物以下ではない。現状のままでは虐待しても罪にならないのはおかしなことではないだろうか。

■どうすればいいのか

--(中略)--

動物愛護センターでは、小学校低学年を対象に、動物とふれあう体験により動物愛護精神の普及啓発を無料で行っていた。このような地道な活動から動物虐待や殺処分がなくなっていくのだろう。時間はかかるが、さらに広めていくことがまず必要と思った視察だった。


署名については、以下のサイトで行われています。
興味のある方は、是非、署名をお願いします。

動物を命として扱って欲しい!動物虐待の厳罰化、厳格化を求めます!

さて、私も愛護センターに行ったことがありますが、本当に職員さん達は頑張ってくれていると思います。
千葉県愛護センターでは、最近は雄犬に去勢手術をしてくれていることもあります。
愛護センターも「ただの殺処分の場所」から、「犬の飼い方を啓蒙する場所」に変わりつつあるのかなと思っています。
喜ばしいことです。
ただ汚くて暗かったセンターの建物も、明るくて綺麗になって来たり、ドックランがあったり、色んなボランティア(愛護ボランティア、トリミングボランティア等)を受け入れてくれたりしています。

年々、減少の一途をたどっている殺処分数ですが、変わらないのは最低な飼い主の心持ちです。
この記事にもあるように、「愛護センターが引き取ってくれないから」と、高速道路や山やドックランに捨てる飼い主もいるようです。
本当に身勝手で許しがたい人間です。
先日も、千葉県で以下のようなニュースがありました。

【ちばとぴ】引っ越し理由に高齢犬置き去り 飼い主から謝罪文、持病薬 「捨て場でない」憤慨 東京ドイツ村で保護

<抜粋>
袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」(同市永吉)のドッグランに今月13日、高齢の小型犬が置き去りにされているのが見つかった。後日届いた「引っ越して飼えなくなった」とする飼い主からの謝罪の手紙には、持病の薬が同封されていた。ドイツ村は、従業員らに引き取り手がいないか探したが見つかっておらず、担当スタッフは「ドッグランは犬の捨て場ではない」と憤っている。

--(中略)--

保護していたところ、18日ごろになって飼い主と思われる人物から手紙が届いた。氏名や連絡先はなかった。
手紙には「名前カール、5月28日生、12歳」とあった。さらには、犬を飼えない所に引っ越し、引き取り手を探したが見つからなかったことや、保健所へ連れて行く前にドッグランで遊ばせようとし、他の犬と遊んでいる姿を見て「ここなら楽しく過ごせると思い、思わず置いて来てしまった。申し訳ありません」などと謝罪文が書かれていた。「心臓が悪い」と粉薬も同封されていた。

--(中略)--

2010年3月にドッグランがオープンしてから初めてのことだといい、ドイツ村は「あまりにも理不尽。二度とこんなことをして欲しくない」と憤慨。引き取り手を探している石川さんは「ドッグランは捨て場じゃない。ひどい。散歩に連れて行くと、いつも入り口付近でうろうろするので、いつか迎えに来るのを待っているのだと思う」と話していた。


【ちばとび】「カール」に新飼い主 **さん「ほっとけない」 東京ドイツ村置き去り犬

<抜粋>
袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」(同市永吉)のドッグランに置き去りにされた高齢のシーズー犬「カール」に、引き取り手が見つかった。新たな飼い主は香取市の*****さん(65)で、25日にドイツ村を訪れ、カールを連れて帰った。


そもそも、何故犬を飼っているのに「ペット飼育禁止」の住まいに引っ越そうと思ったのかが分かりませんし、何の言い訳にもなりません。
ある人が不動産屋に「そんなにペット飼育可の住まいを探すのは難しいのか」と聞いたところ、「本気で探せば必ずある」と言っていたという話をネットの記事で読んだことがあります。
要するに「ペット飼育不可に引っ越すから」とペットを捨てる人は、ペットの命よりも自分の都合を優先したと言うことです。
でも本当のところは分からないし、「住まい」を言い訳にしただけで、本当は「心臓病」にかける金や手間が惜しくて捨てたのではないかと勘ぐってしまいます。

まるで自分が被害者かのようにどんな綺麗事を言ったところで、情状酌量の余地はないと思います。
いくら悲劇を語ったところで、殺処分の現状を知っている人はドン引きするだけです。
謝罪文を送ったところで、とても許されることではありません。

私だって、どうしても中型以上の犬を飼いたかったので、駅から徒歩20分前後もかかる場所の一戸建てを買いました。
「もう絶対に引っ越さないぞ」という決意の表れでもあります。
「命」を飼う以上、それくらいの心構えは必要だと思うのです。
このカールくんを捨てた飼い主には、二度と生き物を飼って欲しくないと思います。
12年も一緒に生きて来て、よくも捨てられるものだと本当に呆れて言葉が出ないニュースでした。

本当に腹立たしくて、乱文になってしまいました。すみませんでした(^_^;
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みぃにゃん

私もこの署名しましたよ。
ほんとに重罪にしてほしいところです。やはりアニマルポリス必要ですよね。
置き去りにした飼い主薬など置いていくのであればなぜ自分で最後まで責任もって面倒みれなかったのか?
人としての理解に苦しみますね。
新しい飼い主さんが見つかってよかったですが、また同じケースもでてくるのでは?と思うと今後が不安です
by みぃにゃん (2014-09-27 23:28) 

ゆうゆう

> みぃにゃんさん
信じがたいのが、何年も一緒に過ごしたペットを、良く簡単に殺処分しに行ったり捨てたりできるなぁということです。
もし、飼い主が認知症になってしまって、その家族がやったと言うことにしても、その家族は人としてどうなの?と思います。
命に対してあまりにも軽く考え過ぎです。
そんな人が子どもを産んで育てているんだなと思うと、凄く腹立たしくなります。
本当に、アニマルポリスが欲しいですよね。
こういう人をどんどん刑務所送りにして欲しいです。
ペットの命を軽視する人は、人の命だって軽視しますから。
by ゆうゆう (2014-09-28 20:52) 

ゆうゆう

> sora_pさん、makimakiさん
NICE!ありがとうございます。
by ゆうゆう (2014-09-30 21:47) 

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